娘の発達障害についての相談先

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娘が発達支援センターで広汎性発達障害の可能性ありと言われてから、発達障害に関する本を読み漁り、ネット検索をしまくり、発達障害に関するセミナーや講演会に参加して、娘の状態が一体何なのかを勉強しました。
また、同時に何かアドバイスがほしいと思って、色々な所に相談をしました。
私が助けてもらった相談先を紹介したいと思います。

目次

発達障害の相談先

自閉症ママのランチ会

発達支援センターに張り紙がしてあった「自閉症ママのランチ会」に参加をしてみました。
10人くらいで、いつも来ているメンバーも、私のように初めてのメンバーもいるようでした。障害の程度も様々ですが、お互い困りごとを話しながら、先輩ママにアドバイスをしてもらったり、共感してもらったり。
同じような境遇のママからの「分かる、うちもそうだった」は心強かったなぁ。
娘と似たような特性を持つママの体験談やアドバイスは貴重でした。何より、発達障害や娘の特性、こだわりを気兼ねなく話せて、困っていることを本当の意味で分かってもらえる場が私の心を軽くしてくれました。


もし、お住まいの近くで自閉症や発達障害の親の会があれば、勇気を出して、ぜひ参加してみてください。どんなお医者さんや先生よりも、毎日子どもと過ごしている親の知識や経験は大きいです。
先輩ママのアドバイスや特性を笑い飛ばしているところを見て、私も笑えるようになりたいと思ったのです。

リタリコ発達ナビ

発達障害に特化したポータルサイト「リタリコ発達ナビ」で、発達障害の一般的な知識を学んだり、Q&Aのページで質問や相談をしていました。
娘に対して困っていることや、対応についてを質問や相談すると、先輩ママ・パパが様々なアドバイスをくれました。
実体験に基づく、実用的なアドバイスが沢山いただけて、本当に助かりました。

元々は、違う子育てポータルサイトをよく見ていたのですが、娘の発達障害を疑いだしてから、子育てポータルを楽しめなくなってしまいました。子どもと一緒のお出かけ情報や体験コラムなんかのキラキラした情報を見ると、うちは違う、とネガティブな感情を抱くようになってしまったからです。


リタリコ発達ナビでは、同じような境遇の人が書くコラムで発達に関する知識を深めながら、コミュニティやQ&Aで悩みを発信することができます。
身近に発達について相談できる人がいない方はぜひ使って見てください。

リタリコ発達ナビ https://h-navi.jp/

発達障害に関するブログ

発達障害に関するブログを読み漁りました。
発達障害は人によって特性が様々です。
娘は、外ではそれなりに過ごし家で暴れる、癇癪、冗談が嫌い、予定変更でパニックになる、読み書き計算が得意、寝ないといった特性があります。
女の子の発達障害に関するブログは不注意についてのものが多く、娘と似ている子だと感じるブログは当時あまりありませんでした。
それだけに、娘の特性と似た子を持つ方のブログを発見したときは、出会えた!という気持ちでした。やはり、先輩パパママの体験記が一番勉強になります。コメントでやり取りをして相談させていただくこともありました。
私がブログを始めたのも、娘のような特性の子を持つパパママに、娘を育てた経験が少しでも役に立てばという思いもあります。

発達障害の子を持つ親のピアサポーター

ピアサポーターとは、同じような悩みを持つ人たち同士で支え合う活動のことです。
私の住んでいる県の発達支援に関するホームページでピアサポーターという制度があると知って申し込みました。
ピアサポーターの方を紹介してもらい、直接やり取りをして、お会いし、話を聞いてもらうという流れでした。

私が話を聞いてもらったピアサポーターの方は、発達障害(ASD)の大学生の息子さん2人を育てる先輩ママでした。
私の悩みをひたすら傾聴してくださりました。ご自身の子育てについても語ってくださり、ASDの大学生の息子さんは一度身についたら何でも几帳面にちゃんとこなすこと、特性はネガティブな部分だけでなく強みにもなり得ることを教えてもらいました。
また、娘の特性を聞いて一言いわれたのが、「自他の境界線がないのね」でした。
この言葉が、どうしたらいいか分からない娘の癇癪やクレーン現象への対応やトレーニングのきっかけとなっていく重要な一言だったと今でも思います。(自他の境界線については、また書きたいと思います)
もし、ピアサポーター制度がお住まいの近くにあれば、ぜひ活用してみてください。

辛くてどうしよもない時に電話をしたところ

エンゼル110番

エンゼル110番は、森永乳業株式会社の委託を受けて株式会社森永乳業ビジネスサービスが運営する、妊娠中から小学校入学前までの子どもを持つ親や関係者を対象とした無料の育児相談窓口です。
電話をすると、相談員の方が話を聞いてくれます。発達に関する専門家の方ではなく一般的な子育て相談となりますが、子育てがどうしよもなく辛いときには、話を聞いてもらい救われました。

エンゼル110番HP https://www.angel110.jp/
        TEL 0800-5555-110

辛いときには相談する

発達障害の子どもの場合、一般的な育児書の子育ては成り立ちません。
何でこんなに寝ないの、食べないの、癇癪を起こすの、暴れるの、、思い返してみても苦しくなります。
一人で子育てをしていると詰んだ。もう、打開策はない。そう感じることが何回もありました。
辛い時、もうダメだと思った時は、どうか勇気を出して相談してみてください。

できれば発達障害について理解がある所や、同じ境遇の先輩方に相談するのがいいと思います。
市の保健師さんや保育所の先生に相談したこともありましたが、保健師さんや保育所の先生は発達障害の専門家ではありません。詳しい方もいるかもしれませんが、発達障害について詳しく知っている人は一握りというのが私の所感です。中には的外れなことを言われたり、傷つくことを言われることがあるかもしれません。

的外れなこと、傷つくことがあっても、どうか諦めないで色々な所に相談してみてください。
同じような悩みを持つ人と繋がると勇気をもらえます。リアルでもネット上でも構いません。
一人で悩まず、どうか声を出して繋がってみてください!

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