魔の2歳児といわれるように、イヤイヤ期でどの子も大変な2歳時です。
生まれてからずっとイヤイヤ期だった娘もさらにヒートアップ。
私が限界に達して日常生活が回らなくなってきたのもこの頃です。
2歳の頃の娘の特徴
身辺自立を極度に嫌がる
娘の苦手なことに、着替え、お風呂、歯磨きなど日常の身辺自立があります。
これらの身辺自立を異常なまでに嫌がり、毎日の生活を送る上で大きな負担になってきていました。
着替えがイヤ!
おむつも替えない、パジャマも替えないと泣き叫ぶことで、朝が始まります。
着替えさせようとすると、全身の力を脱力させてこんにゃく状態になる。もしくは、暴れて拒否。
おむつを替えず、スリーパーを着たまま保育所に行ったことも1度や2度ではありません。暖かく迎えてくれた先生には感謝しかありません。
お風呂がイヤ!
とにかく、お風呂に入りたくないようでした。
保育所から帰って、お風呂に入りたくないと癇癪を起こし、1~2時間泣き叫ぶということもありました。
入りたくないといって号泣、入ったら出たくないといって号泣。
歯磨きがイヤ!
歯磨きもさせません。まず、寝っ転がって磨いてもらう体制にならない。逃げ回る。
娘の体を私が足で固定させ、動けなくして、無理やり口をこじ開けて、泣き叫ぶ中、磨いていました。
今思えば…
着替えがイヤ、お風呂がイヤというような身辺自立の課題は、切り替えができないという特性に繋がっています。
今していることをやめて着替える、今していることをやめてお風呂に入る、という行動は、日常生活の中で流れるようにやっていることですが、全てに切り替えるという行為が発生しています。
切り替えが苦手な娘は、今していることを止めるということが苦痛でこれほどまでに癇癪を起こしていたのではないかと推察します。
現に、お風呂に入ってしまうと今度はお風呂から出ることができずに、何時間でも入ってしまうのです。
そして、無理やりお風呂から出さないといけなくなり癇癪をおこすという日常でした。
着替えやお風呂を嫌がる理由に、感覚過敏もありました。
着替えるときの服の擦れや、シャワーが肌にあたる感覚、様々な要因が娘の自立を極端に難しくしていました。
一緒には歌わない
一緒に歌を歌おうとすると、嫌がります。
歌が嫌いなわけではなく、一人で歌いたいから。人と一緒に声を重ねることが嫌いでした。
一番病。とにかく負けず嫌い
とにかく負けず嫌いでした。負けて悔しくて泣く。
小さい子にはよくあることですが、娘は、負けて泣いて、これは自分が1番になれないことだと学習すると、もうやりませんでした。そもそも勝負をしない。
例えば、負けるかもしれない相手とは絶対にかけっこしませんでした。
ただし、自分が勝てる相手のときは勝負する。
このような、ずる賢さを当時は親としてどのように捉えたらいいのか分かりませんでした。
また、じゃんけんは勝つか負けるか分かりません。
何かを決める時には、じゃんけんをする機会が子どもにはたくさんありますが、負ける可能性があるので、じゃんけんを覚えた2歳~4歳くらいまで、娘はじゃんけんをしませんでした。