癇癪– tag –
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ASD娘の「ゼロサム思考」「勝ち負けが全て」「完璧主義」を和らげることで世界が広がる
発達凸凹ASD娘の考え方は0か100かの完璧主義(ゼロサム思考)。負けることや、少しの間違いも許せないという特性がありました。これらはASDの特性の1つでもあります。彼女の癇癪は、この0か100か、勝ちか負けか、できるか・できないか、という極端な2極思考、完璧主義が一因でした。信じている世界からの少しの逸脱も許せない、負けるなんてもってのほか。ものすごく狭く、苦しい世界を生きていたのだと思います。 世の中、あながが感じている0か100かだけの世界ではないんだよ。実は曖昧なふわっとしたことがいっぱいあ... -
娘の際限のない要求・過干渉から脱するキーワード「自他の境界線」について
発達凸凹ピアサポーターさんから、娘の様子が『自他の境界線がない』という話を聞き、「自他の境界線」が一体なんなのか、娘に対してどうすればよいのかと、「自他の境界線」についてネットで調べたり、本を読んだりしました。「自他の境界線」について知っていくと、娘の異常なまでの私への要求や干渉の原因が分かってきました。「自他の境界線」を知ったことで、癇癪がとまらない娘と、疲弊しきっている私の状況を少しずつ打開するきっかけになりました。 「自他の境界線」とは? 「自他の境界線」とは、『自分と他人は... -
発達支援センターに相談すると決めるまで
発達凸凹お支度パネルを作る 身の回りのことができない娘のために、お支度パネルを作ることにしました。ネットで検索すると、”支度の遅い子はパネルがあると便利。発達障害の子だけでなく、どの子にもおすすめ”という文言があり、私は娘が「どの子にも」の方で効果的だといいなと思い、お支度パネルを作りました。プラスチックダンボールとマグネットを使い、「食事」「トイレ」といったイラストを印刷して貼り付け、食事ができたらマグネット式のフタをパチっと閉じられる仕組みです。なかなか良い出来ではないかと自画自... -
癇癪がとまらない3歳娘を育てる母の気持ち
発達凸凹毎日、起きてから寝るまで少しの余裕もありませんでした。私達夫婦は地方出身で近くに頼れる親や親族はいません。夫は当時、夜勤があり不在になることが多く、平日はワンオペになりがちでした。みんな子育ては大変だから、と自分に言い聞かせながら、歯を食いしばっていました。でも次第に、本当にみんなこんなに大変なの?という思いが大きくなってきました。 当時のタイムスケジュール 4時 起床。自分の身支度、娘のお弁当作り。 朝は娘の眠りが浅くなるため、断続的に泣いて起きる。その度に、寝室に戻... -
3歳の頃のアスペ娘【発達凸凹が分かるまで】
発達凸凹癇癪もどんどん激しくなり、こだわりも強くなってきました。普通の育児書には書いていない出来事の数々に、何で娘はこうなんだろう?どうしたらいいのだろう?と頭を悩ませる日々でした。私の精神も体力も限界に達して、いろいろな場所に相談をしたのもこの頃です。 3歳の頃の娘の特徴 自由に色を塗るのが苦手 塗り絵は見本があれば見本通りに色を塗れました。しかし、見本がなく、好きな色に塗っていいとなると全く色が塗れません。 同じ年頃の娘を持つ友人が、とても楽しいからやってみてと、自分で絵を追加し...
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